ノーシード爆弾とは
高い実力があるにも関わらず、春の大会でシードが獲得できなかったチーム。静岡大会ではシード校同士の対戦は準々決勝までないが、ノーシードの学校とはどのタイミングでも対戦する可能性がある。
思わず「この学校シードじゃないの!?」と驚いてしまうことだろう。過去には静岡高校がノーシードから優勝したこともある。
ノーシード爆弾
聖隷クリストファー
2020年の県独自大会優勝。県外出身の選手も多い。柴田投手・肥田投手の2枚看板。
上村監督は浜松商業を複数回甲子園に導いた名将。
初戦は対浜松商業でノーシード爆弾同士の対戦となる。加藤学園のブロックは死のブロックの様相を呈している。
常葉大菊川
言わずとしれた静岡県の野球名門校。常に高い実力の選手が県内外から集まっている。部員なんと80名。
昨秋の県大会では準優勝。チームの実力は間違いなく高い。
最近の成績を見ると失点がやや多い印象。昨秋は藤枝明誠に16点を取られていた。守備が軌道に乗れば上位進出は確実か。
広島東洋カープジュニア出身の廣瀬選手は静岡高校との練習試合で本塁打を打つなど要注目。
2007年に選抜で優勝を経験した石岡さんが監督に就任している。
東海大翔洋
こちらも静岡県の強豪校。お隣の神奈川県から多数の選手が入学している。
春はシードの加藤学園に6-7で敗れているが力のある選手が揃っている。
3年の鈴木投手は140km/hオーバーの速球とキレのある変化球を投げる注目の選手。強豪チームでも鈴木投手を攻略するのは簡単ではないだろう。
トーナメントは常葉大菊川と同じブロック。
静岡商業
多数の甲子園出場経験のある伝統校、静岡商業。
春の地区大会で東海大翔洋に0-1の僅差で敗れた。
打撃のチームと言うよりは守備と機動力のチームで、失点は非常に少ない。
静岡商業は夏にノーシードから這い上がってくるイメージが強い。
奇しくも永遠のライバル・静岡高校と近いブロックだが、静岡高校と対戦するには三島南を下す必要がある。
浜松商業
1978年に選抜大会で全国優勝したことがある古豪。
古豪とは言うものの近年も実力は確かで、春の県大会ではシードの桐陽に9-10という惜敗だった。西部地区大会では準優勝。シードの磐田東を8-1で圧倒している。
初戦の相手はなんと聖隷クリストファー。いきなり強豪校が激突する。
島田商業
こちらも古豪。春の中部地区大会では静岡高校に次ぐ準優勝。
キャッチャーの太田選手はプロ注目。強打・強肩・俊足。
2018年は夏の大会で準優勝しており、甲子園まであと一歩のところまで来ている。
そんな島田商業は加藤学園のブロックにおり、駿河総合や掛川東、浜松開成館といったチームが揃っている。
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