2022年静岡県高校野球の選手権大会は激戦となりそうです。
第104回全国高等学校野球選手権静岡大会 優勝候補予想
※★はシード校
日大三島★
静岡★
浜松開誠館★
常葉大菊川
御殿場西★
聖隷クリストファー
浜松工業★
加藤学園
東海大翔洋
常葉大橘★
掛川東★
静清★
飛龍
掛川西
駿河総合
浜松西
静岡商業
島田商業
三島南
島田樟誠
富士宮東
藤枝明誠
浜松商業
磐田東
桐陽
掛川工業
静岡市立
浜名
浜松城北工
沼津東
知徳
科学技術
解説と展望
3~4校が優勝候補だった昨年と異なり、2022年は多数のチームにチャンスがありそうな群雄割拠状態です。
秋の大会で優勝し、センバツに出場した日大三島。その日大三島を破り、春の大会を制した浜松開誠館。まずはこの2校が中心となる。浜松開誠館の得点力の高さは夏の大会を勝ち抜く上で心強い。
秋の東海大会準優勝の聖隷クリストファーも当然注目される。今年もノーシード爆弾になりそうだが故障をしたエースの復調次第か。
総合力ではおそらくトップ?の静岡高校。昨夏の甲子園を知る選手と3人の好投手が揃う。非常にバランスが良く、秋春の県大会でも安定して上位に食い込む力がある。
常葉大菊川は結果こそついてきていないが、MAX147km/hの速球を投げる注目の安西投手がおり、他にも実力のある選手が揃っている。春の地区大会で聖隷クリストファーを10-0、掛川東を16-3と圧倒した結果を見れば常葉菊川は優勝候補の一角と言ってまず間違いなさそうだ。
掛川東は創部以来初の春ベスト4。同じく春ベスト4の静清も優勝候補だ。
選手層が厚い浜松工業も無視できない。シード獲得は当然の結果か。
森下監督の野球が浸透し近年着実に力をつけている御殿場西はシード。投手力も高い。春は常葉菊川に打ち勝った。
加藤学園はベスト4の掛川東と接戦を繰り広げた。近年、加藤学園は平均的に好結果を出し続けており、選手育成に強固な基盤がある。
監督が替わった東海大翔洋は昨秋のSリーグで優勝しているため実力は確かだ。
秋の大会で日大三島と接戦を繰り広げた掛川西は春の大会は辞退。
春の大会で静岡商に大差で勝利した富士宮東も気になる存在だ。ショートの勝又選手は要注目。
昨秋の大会でベスト4になった浜松西には140km/hを投げる投手がいる。4人も好投手がいる浜松西は例年以上に期待が持てそうだ。春の大会では静岡高校に2-3で惜敗しているが、逆にそれがチームのレベルの高さを物語っている。
80人以上の部員を抱える藤枝明誠も潜在力は高い。エースが怪我から復帰。
駿河総合の原崎兄弟は注目を集めている。
孫投手を中心とした島田樟誠は春に東海大翔洋に勝った実績から期待感がある。
全体を眺めると、複数の好投手を擁し、秋春の実績も十分な静岡高校が優勝に若干近そうだが、今年はシード校でも全く安心できない熾烈な夏大会になりそうだ。
群雄割拠状態なだけに、トーナメントの抽選結果は非常に重要だ。夏はとにかく投手の温存がカギ。
コメント
掛川西が、ノーシードから優勝しそう…